こんにちは!くぼにゃん(マツシマ)です。
最近暖かい日がチラホラ出てきましたねー。
冬生まれのくぼにゃんは寒さに弱いので暖かい春が待ち遠しいです。
寒暖差で風邪などひかないよう気を付けていきましょう!
さて、今回は『上腕骨外側上顆炎』についてのおはなしです。
上腕骨と言いますが、痛みが出る場所は腕というよりは、肘の外側になります。
別名でよく言われるものとしては『テニス肘』って言われていますね。
スポーツの名前がついているけがは野球肘とかランナー膝とか色々ありますが、テニス肘は結構身近に聞くんではないかな?と思います。
というのもテニスはバックハンドで衝撃による負荷で炎症を起こすのですが、日常生活でテニスと同様の負荷をかける事が実は多いので、テニス経験者じゃなくてもなる可能性が高いからなのです。
そもそも上腕骨外側上顆は手首や指を反らす腕の筋肉が付着している部分で、日常生活で筋肉が疲労する、負荷が過剰にかかる、繰り返しの動作が多いなど、付着部で炎症を起こす要因があるとなります。
…考えてみたらそんなのよくやってませんか?
例えば
・長時間パソコンのキーボードをうつ。
・重荷を掴んで持ち上げる。
・子供をよく抱っこする。
・料理の時にフライパンを振る。
・タオルをしぼる。
・ドアノブを回す。
みなさん普通にやってますよね~こんなのでも痛みが出る事があります。
スポーツもテニス以外にバトミントン、卓球、ゴルフ、剣道などでも発症しますよ!
治療法として、上腕骨外側上顆炎になってしまったら、まず安静第一!!
痛みを起こす動作をなるべく控え、サポーターを併用したり、ひたすら負荷をかけない事に専念します。
炎症症状により冷やす、温めるを行い、湿布を貼ったり、可能な範囲で手や指のストレッチや前腕のマッサージをします。
まえくぼ接骨院では筋肉、腱を効果的に緩めることの出来る超音波や痛みに即効性のある立体動態波やハイボルテージもありますので、一緒に使ってあげるとなお落ち着きやすいですよ!
ほとんどの方が保存療法で治癒する上腕骨外側上顆炎ですが、まれに繰り返し発症したり、痛みが慢性化してなかなかおさまらないケースもあるようで、そうなると手術による筋膜切開をするそうです恐ろしいですよね。
痛みが出だした時には既に炎症を起こしているので、なかなか治らないのが厄介なところです。
早め、早めの対処が予後に十分影響をしてきます。
違和感があり心配な方は症状にあったサポーターを提案することが出来ますし、ストレッチの仕方なども相談に乗れますので、なんでもお気軽にご相談下さいね!